Today's Special: 馬鹿のキャップ

人間社会の常識ですが。

誕生日なら、とりあえずお祝いご馳走。

何の筋道ですか。



今夜、同級生の誕生日パーティーにワインを一緒に飲みました。

「飲みやすいね、スムーズだね」と大好評。

残された木のキャップを家に持ち帰りました。

キャップの番号は、11767です。

キャップそのものはワインの香りがよくします。

本来、キャプの働きはワインを保存することですが。

ワインは飲み切ったら、生きる意味もう無くなっただろう。

違います。ワインの香りを吸い込んだキャップは「過去形」になった「だれかと一緒に共有した楽しい瞬間」を進行形で保存し続けますから。

「ここ数年、時間は速かったね」と2009年10月一緒に東京にいた友人はそう感嘆しました。

何年の何月の何日にみなが一緒に何々をしたかのか、うん…記憶は薄れてきています。

何より一緒にいる瞬間を大切にすれば結構です。これからどのぐらい記憶に残されるか、あまり気にしないほうがいいかもしれません。

小さいボトルキャップなんて、残しても何の意味もうないかもしれない。

だが、人間が落ち込む度、友人、家族など誰かとのつながりの証物を見ると、生きている意味はまだまだあるだろうと悟るようになるかもしれない。

この間、インド映画[3 IDIOTS] を見ました。

その中で、ある青年が両親の写真を常に財布に入れておきます。なぜなら、インドで大学の試験戦争によるプレシャーが酷く、耐えられなく自殺をしてしまう大学生達が結構いるのです。青年が自殺の念がおきるたび、両親の写真を見ると直に自殺をやめます。

やめる理由は自分を大切にする人の心を傷つけたくないのです。

自分のためではないかもしれない。

しかし、自分の心はどうすればいいのか。次は映画における一番のメッセージです。

人間の心は脆いものです。

人生がとても酷い状態になると、まず手で自分の心を軽く叩いながら、「これからいいことがきっと来るよ」と言葉で自分に伝えてください。こうして心を落ち着かせることによって、前向きに先に立ち向かうこともできます。苦境もきっと乗り越えられるわけです。




この際、この映画を見ると、「いいですね」と自分の心から出てきました!

是非見てください!